こんにちは、東大卒プロ家庭教師のBP(山形東高・東京大学卒)です。
受験シーズンもいよいよ大詰めですね。
志望校に合格した人も、手の届かなかった方も、この受験勉強期間で頑張ったことは一生の財産になりますから、胸を張って前に進んでいただきたいと思います。
さて今日は、山形での浪人についてお話させていただきます。山形市でハイレベルの浪人生活は無理なのか?気になる方はぜひ最後までご覧ください。医学部等の再受験を目指す方にも必見の内容です。
山形で浪人なんてできない?
この記事では東大卒プロ家庭教師・塾講師が、山形での浪人生活の実態と効果的な学習法について語ります。自身の浪人経験と昨今の学習環境の変化に基づき、浪人生向けの学習環境選びのポイント、映像授業の活用、参考書の選び方、個別対応の重要性等を詳細に解説します。山形での浪人を検討している方は必見の内容です。
なお、最新の山形の予備校事情は下記にまとめておりますので併せてお読みください!
BPの浪人経験
河合塾駒場校に入学
私は現役時東京大学に合格することができず、浪人することになりました。
20年以上前の当時、浪人するときの選択肢は多くはなく、東大を目指すなら、仙台の予備校(「河合塾文理」がメジャーでした)に通うか、あるいは東京に出て予備校の寮に入るかというのが主な選択肢でした。
私は、言い訳のできない厳しい環境で一年間勉強に集中するために、下北沢にある「啓発寮」という寮に入り、河合塾駒場校に通うことになりました。
河合塾駒場校は、東大を目指す生徒が多く、当時のエース級の看板講師が授業を担当していました。
当然ながらよく練られた内容で東大合格に直結する素晴らしい授業でしたが、最初の数ヶ月で、私は物足りなさを感じるようになりました。
不満の原因
その不満の大部分は、一方通行的な知識伝達のみの授業の形式でした。
今ほどではないにせよ当時も良書と呼ばれる参考書・問題集がありましたから、BPは「決められたペースで受動的に学ぶよりも、参考書で自分で勉強した方が最適なペースで勉強できるはず」と考えるようになり、あまり予備校に足が向かなくなりました。
一方通行の集団授業は、多数に同時に知識を伝えるのに適するように設計されており、当然各受験生の個別の得意不得意や理解度の差には目をつぶっていると言っても過言ではありません。
生徒個々に対して最適化することを追求せず、ある意味生徒を犠牲にしているわけです。(全体最適と個別最適を同時に満たすことはできませんから、予備校の立場からすれば当然と言えば当然なのですが。)
目標達成のために一分一秒を惜しんで勉強すべき浪人時代に、その無駄・非効率さを許容することが当時の私にはできませんでした。
このような考え方ですから、「参考書が最強!」という武田塾が出てきたときには、自分と同じポリシーをもつ同志のように感じました(笑)(武田塾のコンセプトは共感できる部分が大きいので、いずれどこかでお話します。)
半宅浪状態に
こうして私は、予備校の寮に入りながらも大部分は自分で勉強する「半宅浪」とでも言うべき形に受験勉強をシフトしていきました。
そして、試行錯誤の末に自分なりの勉強法を確立し、「浪人を極めた」という自信をもち受験に臨むことができ、東京大学理科一類に合格することができたのでした。
BPが今浪人するとしたら?
都会に出ないと浪人できない?
山形で家庭教師を始めて多くの受験生に接するうちに、「もし今の時代に浪人するとしたら、自分はどこでどんなふうに受験勉強するかな?」ということを考えるようになりました。
明徳予備校さんや昨年山形に進出した武田塾さんなど、山形でも浪人生対応を謳うところが増えてきています。
さらに、今は安価で高品質な映像授業を自宅で視聴することができます。自学自習に向けた参考書も昔と比べて充実していますし、受験や勉強法に関する情報もネットで収集しやすくなりました。
以前と比較して、東京や仙台などの「都会に出ないと浪人しづらい」という時代ではなくなっているように思います。
この時代なら、私はどのように受験勉強を進めるでしょうか?
参考書と映像授業を徹底活用!
山形で浪人するならば、前述のような理由から、集団授業を受けるのは私にとっては論外です。
私はまず「映像授業の徹底活用」を意識します。リアルの集団授業と違い、映像授業は何度でも繰り返し視聴できますし、不要なところは速度を早めたり飛ばしたり、逆に苦手なところは一旦停めたり速度を落としたり、メリハリをつけて勉強することができます。このメリットを活用しない手はありませんよね。
だからといって、なんでも映像で学ぶのは効率が悪いです。最速で学べるのは書籍ですから、参考書中心に学び、理解が不足している分野や苦手な科目は映像授業の力を借ります。モチベーションが上向かないときなどはなかなか能動的に書籍で学ぶのが難しいので、そんなときにも映像授業は効果的ですね。
完全宅浪は難しい!適切なアドバイザーが必要
山形に限らず、受験勉強という一大プロジェクトを一人で成し遂げる「完全宅浪」は非常に困難です。
居住地や費用面の都合により宅浪を選ばざるを得ない場合も、Skype・電話やメールによる受験コンサルティングを定期的に受けるなど、一人きりの戦いにならないようにすることが宅浪成功のポイントだと思います。
学習塾スゴラボの浪人生向けサービス
現代の浪人生に必要なもの
受験勉強するならば、当然必要なものとして、参考書・問題集・映像授業等の学習ツールがまず挙げられますよね。
それに加えて、
- 集中できる勉強環境:自習室等
- 受験情報・勉強法情報:どの参考書が良いか、大学別科目別の傾向・対策等
- 学習支援:スケジュール管理、テスト実施等
- 質問対応:いつでも疑問点を即座に解決でき、必要に応じてイチから教えてくれる講師
- 相談相手:受験指導経験豊富なアドバイザー(精神安定効果)
が必要だと私は考えます。
これらをすべて兼ね備えていて、かつ安価な環境があればベストですよね!
しかし、そんな環境は残念ながら私は知りません。(どなたかご存知でしたら教えてください。)
理想の環境が無いのなら作っちゃおう!
自分が浪人するときに欲しかった理想的な環境。
そんな環境があれば、山形の多くの浪人生が目標を達成できることでしょう。
ということで、自分で作っちゃうことにしました!
数年間の構想を経て、山形東高校等で英語教師だった父を塾長・アドバイザーとして迎え、山形市薬師町に「学習塾スゴラボ」をオープンしました!(2022年4月に緑町教室に移転しました。)
詳細は下記をご確認ください。現在、大学浪人生だけでなく、難関高校合格を目指す高校浪人生にも対応しています!
山形で浪人するならまずは学習塾スゴラボにご相談を
浪人することになったら、まずは学習塾スゴラボに無料相談に来てください。
「浪人を極めた」と自負するBPがお待ちしております。
学習塾スゴラボは、強引な営業等は一切しません。
安心して、浪人のコツ・学習法や一年の過ごし方等、包み隠さずお話しますので、浪人に関する有益な情報を無料で吸収していってください。
山形での浪人を応援する「学習塾スゴラボ予備校プラン」はこちら。
※ご状況を伺い、他所がベターだと感じたら仙台の予備校や他塾をオススメする場合もございます。というか、あなたにとってスゴラボがベストと確信できる場合にしか当塾をオススメしません。