今日は結論から先にお伝えます。
- 本番直前まで「悪あがき」することで合格率がかなり上がるよ!
- 「悪あがき」しないと、落ちた時に絶対に絶対に後悔するよ!
- つべこべ言わずに1分もムダにすることなく今すぐに「悪あがき」を始めよう!
これで始める気になった人は今すぐにやるべきことをやりましょう。まだ半信半疑の方はこれ以降にGO!
※「悪あがき」というネガティブなワードを使っていますが、要するに「諦めずに最後まで全力を出し切ること」です。
受験直前まで得点力アップ!「悪あがき」のススメ
いよいよ国公立の前期試験が明日に迫りました。受験者の皆さんは緊張して落ち着かない時間を過ごしていることでしょう。
受験直前の「悪あがき」が実は重要!
明日のためにいろいろ準備したいけれども、時間が足りなくて何をしたら良いかわからない。あるいは逆に、とにかく今すぐに受験が終わって欲しいと思っている方も多いでしょうね。私はどちらかと言うと後者のタイプでした。特に浪人時は「じっくりと積み上げてきたものを、いつも通り吐き出すだけなので、早く本番を迎えて、吐き出してしまいたい」「直前までアタフタと慌てふためいているのはカッコ悪い」と思っていました。
しかし、受験生の指導経験を積むにつれて、悪あがきの重要性を実感するようになりました。前日の夜や当日の朝、あるいは試験場に入ってからなど、本番直前に目を通したり調べたものが試験本番に出るということが、毎年当たり前のように発生しています。
もうやるべきことは全てやった、と感じている方も、本当にやるべきことは残っていないでしょうか?あなたの伸びしろはもう1ミリもありませんか?ほとんどの方はそんなことはないはずです。ぜひ最後の1秒まで悪あがきをやり切って、悔いなく受験を終えてほしいと感じます。
悪あがきしないと一生後悔する!?
過去の私のように「悪あがきなんて潔くない、格好悪い」と思う方も多いでしょうが、いったい誰からの評価を気にしているのでしょうか?やるべきことをやり切らずに受験を終えてしまったケースを考えてみましょう。もちろん、それで第一志望に合格したのなら(今回に限っては)悪あがきの必要性がなかったことが証明されるかもしれません。しかしその一方で、不合格になってしまった場合、特にわずかな得点差で落ちてしまった場合は、受験直前に最後の一押しをしなかったことを後悔するのは目に見えています。悪あがきをしたからといって、合否が変わったかどうかは誰にもわかりませんが、それでも、やるべきことをやり尽くしていたら、不合格という結果も「やるだけやって落ちたなら仕方ない」と受け入れやすいのではないでしょうか。この悪あがきをやるかやらないかは、下手したら一生の後悔につながるかもしれませんよ。やってダメなら仕方ないですが、やらなくて駄目だったときに過去の自分を責めてももう遅いですよ。もう、やらない、と言う選択肢はあなたにはありません。徹底的に悪あがきをやり切りましょう!
直前でもできることはたくさんある!
そんなこと言っても、直前でできることなんてたかが知れてるじゃん、と言ってるあなた。
例えば、200ページの参考書に1ページあたり3秒で目を通せば、1冊10分で終わります。試験会場に入って試験直前の待ち時間でも、それくらいはできそうですね。前日であれば(受験科目数にもよりますが) 参考書を3周や5周回す時間は十分にあるでしょう。これを実際に行って、本番での得点が1点分も上がらないとあなたは言い切れますか?
1ページ3秒なんて無理?いや、そんなことありませんよ!初めて読む本なら難しいでしょうが、今まで何十回も何百回も目を通した、あなたのマーキング(勉強した形跡)がたくさん残っている参考書だからこそ効率的に目を通すことができるのです。そのページでどこが重要か、どこが自分にとって苦手な部分かが瞬時に判断できるはず。
受験勉強の総決算の今の時期なら、10分20分でできることはあなたが思うよりずっとずっと多いのです。それは、いままで積み重ねてきた受験勉強のおかげなんです。もっとも効率よく勉強できるこの最後の瞬間を有効に活用しないのはもったいないと思いませんか?
直前の「悪あがき」で何をするべきか?
例えば英語であれば単語・熟語や英作文の文例確認、数学であれば公式の確認や問題を見て解法想起など、短時間で知識の確認を行うことが有効です。もしこれまでの受験勉強で自分の苦手な部分を集めたノートを作っているならば、それを見直すことで最高に効率的な復習ができるでしょう。
また、今まで解いた過去問数年分を「この問題を解くときのポイントは何だっけ?」と見直すのも効果的です。もう解く時間はありませんので、ポイントの思い起こしと解説(の中の重要概念)のチェックのみをスピーディに行いましょう。
最後の1秒まで戦い続けよう!
残された時間は本当にあとわずかですが、ギリギリまで成長することは可能です。最後まで諦めずに自分を信じて戦い続けてください。そんなあなたをBPは心から応援しています!