高校受験に失敗してしまった方へのメッセージ
山形県の公立高校入試が終了しました。長く苦しい高校受験生活、本当にお疲れ様でした。遊びたいときも眠いときも辛くて逃げ出したくなったときも、目標に向かって頑張ったあなたを、私は心から尊敬します。まずは結果はどうあれ、受験勉強を乗り切った自分を褒めてあげましょう。そしてその期間ずっとあたたかくサポートしてくれたご家族にも、改めて感謝の言葉を伝えましょう。
高校受験は通過点に過ぎません
たとえ期待通りの結果でなかったとしても、あなたが目標に向かって懸命に頑張ったことは、応援してくれたご家族が十分に伝わっています。受験は非情なものであり、残念ながら頑張ったからといって成功するわけではなく、偶然・運の要素がかなり大きいものです。
確定してしまった結果はいくら後悔しても覆りません。それならば、これからいくらでも変えられる未来にフォーカスして、より良い未来につながる努力をしましょう。
幸いにして、高校受験は大きな目標への通過点に過ぎません。目指していたのと違う高校に通うことになったとしても、途中の経由地がちょっと変わっただけです。最終的な目的地に、定刻通り（当初予定していたタイミング、つまり大学受験であればこれから3年後）に到達するのであれば、途中の経路はそれほど大きな問題ではないのではないでしょうか？
高校受験を終えたばかりですから、今はそうは思えないかもしれません。ただの慰めの言葉に聞こえるかもしれませんね。でも、多くの受験生と接し、成長する姿を目の当たりにしてきた私はそう確信しています。高校受験で失敗した後、努力を続けて大学受験でそれを逆転した生徒はたくさんいます。
浪人してもう1年頑張るのももちろんアリ
高校受験で目指している高校に届かなかった場合、ずっと憧れてそこに向けて頑張ってきたなら悔しくて当然です。もう1年、浪人してでも行きたいと思う気持ちは、私にも痛いほどよくわかります。1年間の浪人には相当の覚悟が必要です。大変なきつい道だと知った上でその道を選ぶならば、私は尊敬しますし、そのチャレンジを心から応援します。ご家族がそれを理解して応援してくれるのは幸せなことだと思います。浪人しようか迷っている方は、ぜひスゴラボ無料相談にお越しください。数々の事例をご紹介しますので検討材料にしてください。
こちらもご参考に。
大学受験のライバルは目の前にはいない
さてここでちょっと現実的なお話をします。少し世界を広く見てみましょう。今までのあなたのライバルは同じ中学校、あるいは同じ市内・県内の中学生でしたよね。ですが、あなたが難関大学を目指すとしたら、そこでライバルになるのは全国各地の、特に大都市圏の有名進学校の生徒です。彼らの多くは、中高一貫の進学校で、既にあなたの1年ほど先を走っています。あなたが高校受験の勉強している間も、高校範囲の数学や英語をどんどん先に進めていたのです。大学受験で彼らとどのように戦うか、きちんと考えておかなければなりません。
仮にあなたが目指していた高校（A高校とします）に合格して入学できたら、東北大学や国立大学の医学部に楽々受かると思いますか？そんなことありませんよね。A高校でもそのレベルに達するのはせいぜい上位3分の1程度ではないでしょうか？逆に、あなたが合格した高校（B高校とします）からは、東北大学や国立大学医学部に1人も行けないでしょうか？そんなことありませんよね？(もし行った先輩がいないなら、あなたが1人目になるチャンスがあります。)
このように、A高校に入ろうとB高校に入ろうと、結局はこれから3年間の努力が大学受験を左右するんです。先ほど話したように全国のライバルは既にだいぶ先を走っています。それならば、B高校に行ってそこで懸命に努力して、大学受験の際に当初の目標を叶えたらどうでしょうか？
スゴラボは逆転合格を応援します
漫画の主人公の多くは、最初から勝ち続けるわけではありません。BPは下克上や逆転が大好きです。劣勢を跳ね返して逆転勝ちするのってカッコイイと思いませんか？
もちろんそれは言うほど簡単ではありません。不利な状況を打開し大きな成果をあげるには、綿密な計画と、長期間の努力が不可欠です。効率をアップさせるためのテクニックはもちろん存在しますが、楽に合格できる裏技なんかありません。絶対的な勉強量と、質の高さ。その両方を武器に、正攻法で勝ち切ってください。高校受験で失敗したとしても、あなたにはそれをひっくり返す時間があります。やるならとことんやりましょう。スゴラボはそんなあなたを応援します。1日も早く次のスタートを切りましょう！
志望校に合格した方へお願いしたいこと
このたびは志望校合格おめでとうございます。努力が実って本当に良かったですね！あなた自身の努力の結果勝ち取った合格ですから、しばらくのあいだはこの合格を心から喜び、多少は有頂天になるのも無理はありません。
しかしごくまれにですが、実力を出し切れずに不合格だった人を見下すような態度を取る方がいらっしゃいます。とても残念で悲しいことです。実力を出し切れずにたまたま合格点に届かず不合格だった方の傷口に塩を塗るようなことは絶対にしないでください。あなたと彼らの間には、3月7日の試験でたまたまついた、たった数点の差しかありません。調子に乗っていたらあっという間にひっくり返されてしまう程度のわずかな差です。勝って兜の緒を締めましょう。謙虚さを忘れずにこれからも努力を続けて行ってください。高校受験で失敗した人は、頭を切り替えて既にスタートを切り、大学受験で逆転するためにスゴラボで牙を研いでいますよ！
