東大卒プロ家庭教師BP(山形県山形市の学習塾スゴラボ)のブログ

勉強法・赤本・教材マニアである東京大学卒のプロ家庭教師・塾講師BPのブログです。山形東高から東京大学工学部計数工学科卒業。現在学習塾スゴラボ(山形県山形市緑町)を運営しつつ個別指導塾CASTDICEにも参画しています。

2024年版 山形での大学受験浪人手段(予備校・学習塾他)まとめ

2024年版 山形での大学受験浪人手段まとめ


※本記事では読みやすさを重視し、塾名の敬称を省略します。

数年前までは、難関大学を目指す浪人は山形では困難とされていました。ほんの一部宅浪の方もいましたが、仙台の予備校に通ったり東京の予備校の寮に入ったりして浪人する方が多かったように思います。しかし、現在は状況がだいぶ変わりました。オンライン指導や講義動画が一般的となってきた昨今、仙台や東京に出なくても、自宅の近く山形で浪人する環境も整ってきています。

山形で浪人はできるのでしょうか?

この記事では、山形在住の受験生が浪人する際の選択肢とその特徴を詳しくご紹介します。

なお、以前も山形での浪人をテーマにして下記のような記事を書きました。

sugolabo.hateblo.jp

今も十分参考になる記事ですが、一部アップデートがありますので、両方読んでいただければ山形の浪人事情について、理解がより深まると思います!

 

なお、山形の高校浪人(高校受験浪人)事情については下記で述べております。

sugolabo.hateblo.jp

 

山形在住の受験生が選べる浪人手段の選択肢

山形在住の受験生が浪人することになった場合、どんな選択肢があるのか列挙してみます。

山形を離れて(転居して)浪人する

東京近辺に行けば、駿台や河合塾など大手予備校やその他の予備校や塾がたくさんありますので、多くの選択肢から自分に合う環境を見つけることができます。医学部専門予備校や特定の大学に強い予備校や生活全般を徹底的に管理する塾といった、特色のある塾・予備校もあり、山形を離れれば選択肢は無限ともいえるほど多くなります。 このように選択の幅が広がるのが大きな魅力なのですが、反面、自宅を離れることで、生活費がかさんでしまうというデメリットがあります。また、医学部専門予備校等は特に、費用がかなりかかる場合があります。逆に考えると、このような金銭面の負担増加さえ気にしなければ、理想的な環境に出会える可能性が高くなってくると言えるかもしれません。

仙台の予備校に通って浪人する

山形駅から仙台駅まではバスや電車で1時間強ですから、仙台市内の予備校は山形から通学圏内と考えることもできますね。山形と違って仙台には河合塾・駿台予備校があり、医学部専門予備校等その他の選択肢も山形よりはだいぶ充実しています。交通費はかかるものの自宅から通えるので生活費は変わらず、山形を離れて東京などで浪人するのと比較すると、金銭的負担はだいぶ少なくなります。仙台に通うか東京などに出るかは、選択肢と費用のトレードオフになるものと思われます。

なお、一点注意が必要なのは、同じ河合塾や駿台でも、東京と仙台では環境が異なる場合が多いということです。例えば同じ授業でも担当講師が異なったり、東京にはあるクラスが仙台にはないといったことが十分に考えられます。(例えば、東京では別のクラスである京都大学理系志望者と東北大学医学部志望者が、仙台ではハイレベル理系ということでくくられて同じクラスになってしまうようなケースです。)

また、この派生形で、「仙台にある予備校の寮に入って浪人する」という選択肢もあります。これは東京の予備校の寮に入るのに比べてメリットが少ないように感じられるかもしれませんが、東京に比べて生活費が少し抑えられる上に、山形に近いことから週末などにちょっと帰宅したり家族がと会ってリフレッシュしたり、といったことができるので、そのような部分にメリットを感じて選択する方もいらっしゃいます。また、東北大学を目指すと決めている受験生であれば、わざわざ東京に出るよりも仙台の方が、問題研究や実績の点で優れており、充実した指導が受けられる可能性もありますね。

山形の塾に通って浪人する

以前もお話ししましたが、山形にはいわゆる大手の予備校というものはありませんでした。ここで言う予備校とは、浪人生を専門にしている(あるいは大部分が浪人生である)教育機関のことです。山形は仙台に比べて人口がそれほど大きくないために、大手予備校は進出しづらいのでしょう。明徳予備校という歴史のある予備校が数年前まで山形にありましたが廃業してしまったようで、残念ながら現在、浪人生が毎日朝から通って学べる専門的な予備校というのは私の知る限り山形にはありません。(だからスゴラボ予備校プランを作りました。私の誤解があれば修正しますので情報提供をお願いします。)そういえば明徳予備校は、南野陽子さんの夫に騙されて経営権をとられたなどのニュースもありましたね。(BPは詳細を存じませんが)

大手予備校・塾という点では、近年は映像授業の「河合塾マナビス」が山形駅前に進出しましたが、残念ながら現役生専門のようですね。その他、やはり映像授業中心の「東進衛星予備校」が山形駅前と七日町に、また「武田塾」も山形駅前にあります。

なお、河合塾は私が浪人時代にお世話になりましたし、東進は模試で当塾の生徒多数がお世話になっています。武田塾は、私が受験生時代から実践していて今も最強と考える「参考書中心の勉強」を提唱しており、山形に開校するずっと以前から注目しておりました。いずれも大手の、実績十分な塾ですね。

他の選択肢としては、私も以前勤めていた「KATEKYO学院」の予備校コース、「山形英智予備校」、KATEKYO学院時代の同僚だった方の勤めている「習ゼミ予備校」などが「山形 予備校」で検索した際に上位に上がってきました。その他にも浪人生を受け入れていらっしゃる塾はあり、予備校オタクのBPとしては、できる限り多くの情報を集めて研究しております。

オンライン塾を利用して浪人する

コロナ禍以降、私が勤めていた個別指導塾CASTDICE等のようなオンライン指導塾がたくさん出てきました。いわゆるオンライン家庭教師から1歩進み、勉強のスケジュールを立てて進捗を管理する、管理型の塾(勉強法指導塾ともいいますね)が今は流行のようで多く存在します。講師の学歴・経歴が素晴らしい塾も多くあり、山形にいながらにして全国区の個別指導を受けられるという点では、使い方によっては大きな効果が得られるものと思います。

もっとも、週1回程度のオンライン塾だけを頼りに浪人する、というのは私からみるとなかなか勇気の要る判断だと思います。特にネックとなるのは、モチベーションの維持の難しさと勉強環境の脆弱さです。浪人は孤独な戦いであり、多くの場合は勉強量の確保とその継続に困難さが伴うため、浪人をサポートする塾とは密にコミュニケートする必要があります。その点においてオンライン塾はやや弱いと感じる部分があります。

私もオンラインで浪人生を指導した経験が多くありますが、近所の塾の自習室を利用したり、有料自習室を契約したりして、リアルの勉強環境を別に確保していた方の方が成功率が高かったように思います。

完全に一人で自宅浪人する(完全宅浪)※上級者向け

最後の選択肢としては、どこの塾のサポートも受けずに、完全に独力で浪人する、という完全宅浪があります。これに関しては勉強計画・進捗管理・モチベーション管理・不明点の解決等をすべて自分一人で行う、超上級者向けの選択肢であり、私はお勧めしません。せめて1-2ヶ月に一度だけでも、専門家のアドバイスを受けた方が格段に成功率が上がると思います。

スゴラボで浪人する

最後に、手前味噌ではありますが、学習塾スゴラボで浪人するという選択肢も紹介させていただきます。学習塾スゴラボ予備校プランは

  • 日曜祝日を除き10時からオープンしており規則的な浪人生活を送れる
  • スゴラボだけで毎日10時間以上(年間3000時間以上)の勉強時間を確保できる
  • 日々BPからのアドバイスを受けることによるモチベーション維持できる
  • 直接指導・動画講義・参考書・AI学習ツールを組み合わせた最適な学習プラン

などの特長をもちます。

詳しくは下記をご参照ください。一切の妥協を排した、最高の浪人サポートサービスを作りました。「自分が浪人するならこういうサービスが欲しい」「こういう塾があれば安心して浪人できる」と心から思えるプランです。

sugolabo.com

浪人説明会開催中!

学習塾スゴラボでは、山形の浪人事情について詳しく知っていただける無料説明会を開催しております。

  • 浪人する手段にはどんな選択肢があるのか
  • 山形で浪人するメリット・デメリット
  • 浪人するのにどのくらいのコストが掛かるのか
  • 浪人するリスクとメリットにはどんなものがあるか
  • どんな受験生が浪人に向いているのか
  • 浪人するとどのくらい成績が伸びるのか
  • 予備校に通わずに宅浪する際のポイント
  • それぞれの浪人環境(他の予備校・塾等)と比較した上でのスゴラボの長所・短所

等についてお話し、山形の最新の浪人事情をお伝えします。

浪人生活には多くの選択肢があり、各々のニーズに合わせた最適な浪人手段を見つけることができれば、浪人の成功確率は非常に大きくなります。浪人に関する情報収集のために、ぜひスゴラボ浪人説明会をご活用ください。保護者様だけでの参加も歓迎します!

詳しくは下記よりお問い合わせください!

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