こんばんは、山形東高校から東京大学を経て現在学習塾スゴラボを運営しているBPです。
センター試験まで105日となりました!
2020年のセンター試験は1/18−19ですよね。
「センター試験 残り カウントダウン」で検索すると、1/11−12と
誤って設定したカウントダウンタイマーが上位に表示されてしまいます。
それを鵜呑みにしたのか「残り98日!」なんてつぶやいている塾関係者の方もいるようですが、
生徒が真剣勝負する日程をちゃんと確認もせずに間違った情報を拡散する、
なんてことはしないように注意して欲しいものです。
さて、気候もだいぶ涼しくなったこの時期、受験生の中には
なかなか成果が伴わず焦りを感じる方も多いことでしょう。
これからセンター試験までの3ヶ月少々、受験生には全力を出し切り、
「人生の中でこの時期が一番勉強した!」
「やり切ったので悔いは無い!」
と胸を張って言えるよう、頑張って欲しいものです。
そんな受験生の皆さんに、このとても大事な期間に
どのように受験勉強に取り組むべきかをお伝えします。
受験生必見!センター試験までの100日間ですべきこと・してはいけないこと
まず、この時期に限らないことですが、
受験生は感情の起伏をできるだけ抑えて
淡々とペースを乱さずに勉強を積み重ねることが大事です。
問題演習の結果に一喜一憂しない
過去問や予想問題集を解いて、その結果に一喜一憂してはいませんか?
この時期に過去問・予想問題集を解くのは力試しのためではありません。
問題演習を通して、まず時間配分や問題形式を体に叩き込みます。
そして、現状を把握して自分の弱点を洗い出し、
その課題をコツコツとクリアしていくことの繰り返しで
センター試験の得点力を積み上げて行くのです。
予想問題や過去問を一回分解いたときに、その中に含まれる知識量は
(科目にもよりますが)全範囲のせいぜい10-40%程度です。
たまたま得意分野が多く出たり、逆に覚えていない分野が続いたりして
得点が20点以上増減することも珍しくはありません。
ですから、今はまだ得点に一喜一憂するのではなく、
知らなかった(あるいは忘れていた)知識・解法の確認・定着に
集中すべきなのです。
もちろん、このような得点のブレは、各科目の仕上がってきた
12月下旬になれば安定してくるはずです。
それまではじっくりと腰を据えて力を蓄えましょう!
模試の自己採点や判定に一喜一憂しない
マーク模試を受験して、自己採点だけをみて落胆したりしてはいませんか?
マーク模試は主催者毎に少しずつ傾向が異なり、
受ける時期によっても平均点がだいぶ変わってきます。
ですから、自己採点だけで実力を判断することは避けましょう。
得点はあくまで参考程度です。
さらに、詳しい結果が出て偏差値や合否判定をみても、
一喜一憂する必要はありません。
模試の結果が戻ってくるまでには一ヶ月程度かかります。つまり、
一ヶ月も前の自分の力を、しかも部分的に反映しているに過ぎないのです。
一ヶ月もあれば、センター試験の得点に換算して50点分くらい
実力をアップさせることも不可能ではありません。
ですから、模試の結果を現在の自分の力だと考える必要はありません。
着実に適切な努力を積み重ねているならば、
あなたの今の実力は模試の結果より大きく伸びているはずなんです。
オーバーペースにならない
過去問/予想問題の演習をするときは、当然ながら解きっぱなしではいけません。
十分に時間を掛けて解説を読み込み、解き直して定着を図ることが大切です。
特に問題演習の序盤は、振り返りの時間をたっぷり取るように心がけてください。
1回分60分で解いた問題に対して、最初は4-5時間掛けたって構いません。
それを繰り返すことで、だんだん掛けるべき時間が減ってきます。
つまり、勉強が進むほど問題演習1セットに掛かる時間が短くなるのです。
ですから、最初から「毎日過去問を1年分解く!」などと無理なペースを
設定してしまうと、十分に定着しないまま先に進むことにつながり、
解いても解いても実力がアップしない、辛い悪循環にはまってしまいます。
問題演習は、十分余裕を持ったペースで進めましょう!
他の教材に目移りしない
自分の力に不安や焦りを感じる受験生は、友人が使っている問題集や
ネットで評判の参考書などに目移りしがちです。
私も受験生時代は多くの参考書や問題集に手を出してしまう時期がありました。
しかし、あなたが今やっている目の前の教材以上に、
今のあなたに最適な教材はありません。
(その理由は別の機会に述べたいと思います。)
あれこれ教材を買い込んで、つまみ食いばかりしていると、
いくら勉強してもなかなか成果につながりにくいものです。
まずは目の前の教材に集中しましょう!
それでも目移りするような場合は、あなたが信頼できる先生
(学校の教師や家庭教師や塾の先生等のプロの方)に相談し
教材を選んでもらい「この1冊を完璧にする!」と覚悟を決めましょう。
二兎を追わない!あくまで各個撃破!
強化したい苦手科目が多数あっても、
同時期に大幅アップを目指す科目は1科目に絞りましょう。
つまり、1科目ずつ苦手科目を克服していくのです。
複数科目を同時に克服しようとすると、成果が見えづらくなり、
不安や焦りを感じるようになります。
1科目に集中することで、一日一日の成果が実感しやすくなり、
実力の伸びを感じながら前向きに勉強を続けることができるのです。
やるべきことに優先順位をつける
時間に制限のある受験勉強には、常に「優先順位付け」が求められます。
特に本番の迫ってきたこの時期には、優先順位を間違うと
致命的なダメージを受けてしまう恐れがあります。
科目ごとの優先順位は、
- 得意科目か不得意科目か
- その科目の勉強が進んでいるかどうか
だけで決めてはいけません。
- センター試験での配点(傾斜配点の有無)
- センター試験と二次試験の配点比率
- センターだけしか使わない科目か、二次試験でも使う科目か
- 短時間で伸びやすい科目か否か
など、多くのことを念頭に入れて総合的に判断する必要があります。
自分の思い込みだけで決めるのは危険です。
信頼できる先生がいるならば、ぜひそのアドバイスを受けましょう。
「1日1点アップ」を目指そう!
センター試験まで残り100日少々です。
私BPは、高3のこの期間にセンター試験の点数を150点近く伸ばしました。
スゴラボで頑張っている生徒の中には、
これから200点以上アップさせようと本気で取り組んでいる生徒もいます。
あなたにもきっとできます!
1日1点ずつ積み上げるだけでも、今よりも得点力は100点増えるのです!
勝負はまだまだこれからです!時間はまだあります。ギリギリまで戦い抜きましょう!
「1日1点」を積み上げていきましょう!
学習塾スゴラボは、全ての受験生を応援しています!!
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