東大卒プロ家庭教師BP(山形県山形市の学習塾スゴラボ)のブログ

勉強法・赤本・教材マニアである東京大学卒のプロ家庭教師・塾講師BPのブログです。山形東高から東京大学工学部計数工学科卒業。現在学習塾スゴラボ(山形県山形市緑町)を運営しつつ個別指導塾CASTDICEにも参画しています。

浪人の準備はいつ始めるべきか?合格発表前に保護者が考えておくべきこと

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こんにちは、山形東高から河合塾経由で東大に入った、塾講師・プロ家庭教師のBPです。

センター試験も終わり、国公立大学志望の受験生は二次試験の準備に余念が無い段階でしょう。

こんな時期に浪人について話すなんて縁起が悪いからやめてくれ」「今は合格しか考えていないよ!」という声も聞こえてきそうですね。もちろん、受験生は合格を信じて最後まで全力で勉強して欲しいですし、ご家族の方にはそれを全力でサポートしていただきたいと願っています。

それでも「備えあれば憂い無し」です。万一のときにも安心して浪人できる環境があることを知っておくことは、(特に受験生の保護者様にとっては)とても有益だと考えますので、数回に分けて、浪人についてお送りいたします。

一回目の今回は「浪人の準備はいつ始めるべきか?」についてお伝えします。

なお、山形の予備校や塾などの浪人手段を下記にまとめておりますので併せてご覧いただければ幸いです。

sugolabo.hateblo.jp

 

浪人という言葉の持つイメージ

第一志望の大学に残念ながら届かず、もう一年勉強して再チャレンジをする「浪人」という選択肢。受験に失敗したという事実と、その言葉の響きから、暗いイメージが伴うことは否めません。この一年間を「足踏み」だと捉える方も多いことでしょう。

しかし、大学合格者数の約3割は浪人生だというのも事実です。浪人は「諦めきれない第一志望に目標を定めたとても勇気ある再チャレンジ」であり、ネガティブなイメージを持つ必要は一切無いと私BPは思います。

浪人の準備はいつ始めるべきか?

浪人なんて合格発表後に考えれば良い?

多くの場合、受験生や保護者が浪人を最初に意識するのは受験の2-3ヶ月前から合格発表までの間、そして浪人について詳しく調べ始めるのは合格発表の後からではないでしょうか。

残念ながら目標としてきた第一志望校に届かず、満足できる併願校への入学も叶わないという事実がつきつけられてはじめて、慌ててネットで調べたり資料請求や問い合わせをするというのが一般的と思われます。

受験生は?

入学試験を直前に控えた受験生はもちろん、第一志望の大学に合格することだけを目指してひたすら受験勉強を進めるべきであり、浪人のことなんか考える必要は全くありません。

限られた残り時間、精一杯得点力を伸ばし、合格を勝ち獲っていただきたいと心から思っています。

保護者は?

その一方で保護者はというと、少し事情が異なってきます。

受験生の目標達成を信じ、全力を出し尽くせるよう全面的にサポートするのは言うまでもありませんが、その一方で、近い将来起こる可能性のある事態に対する準備を十分にしておく必要があります。

万一受験に失敗してしまってから慌てて情報収集するのでは、間に合わない恐れがあります。合格発表の後から動き出すのでは「浪人するかしないか」「どこでどのように浪人するか」の判断材料を十分に集めてじっくりと比較検討する時間的余裕が取れない場合が多いのです。

少ない情報で慌てて判断した場合、本人に合わない浪人スタイルを選んでしまい一年間を棒に振ってしまうリスクが大きくなってきます。

そうならないためには、合格発表前に(受験生には内緒で)浪人についての情報収集をしておくことを強くお勧めいたします。

  • 浪人する手段にはどんな選択肢があるのか
  • 浪人するのにどのくらいのコストが掛かるのか
  • 浪人するリスクとメリットにはどんなものがあるか
  • どんな受験生が浪人に向いているのか、向いていないのか
  • 浪人するとどのくらい成績が伸びるのか

などの情報を予め収集しておくのです。もちろんそれが杞憂に終われば喜ばしいことですよね。

合格発表前にできることはやっておこう

万一合格できなかった場合に備えて検討する材料を事前に揃えておくか、あるいは盲目的に合格だけを信じて何もしないでいるか。

私が保護者ならば前者を選びます。保護者の立場で受験生を応援できる部分は限られていることは皆さんお分かりと思います。残念ながら浪人が現実的になったときに、「こういう選択肢があるよ」と材料を提示して受験生と一緒に考えることができるよう、合格発表の前にできることを全てやっておくことが、受験生のためになると私は考えます。

地元山形で浪人するという選択肢もある!

私BPも浪人を経験しています。 (詳しくは下記)

 

sugolabo.hateblo.jp

 

1993年当時、「山形で浪人する」という選択肢は皆無でした。山形の浪人生の大部分は仙台の予備校に通っていました。

当時と比べると、山形で浪人できる環境が幾分整ってきましたが、それでも難関大志望の受験生の多くは仙台の予備校を選んでいるようです。

こうした状況の中、「自分が浪人するならこんな環境が欲しい」という私にとって理想的な浪人環境を作るべく、学習塾スゴラボでは「スゴラボ予備校プラン(高卒生サポートコース)」を立ち上げました。

山形でも難関大を目指して浪人できる」「山形にも予備校がある」ということを知っていただきたく思います。もちろん当塾だけというわけではありません。他の選択肢も増えてきています!

浪人について学ぶ機会をご提供

そこで学習塾スゴラボでは、受験生の保護者様に浪人について学んでいただける「浪人説明会」を随時開催いたしております。

  • 浪人する手段にはどんな選択肢があるのか
  • 浪人するのにどのくらいのコストが掛かるのか
  • 浪人するリスクとメリットにはどんなものがあるか
  • どんな受験生が浪人に向いているのか、向いていないのか
  • 浪人するとどのくらい成績が伸びるのか

などなど、1時間弱で、最新の浪人事情を知っていただきます。 (参加無料、匿名参加可、個別開催も可)

自塾の良いところだけ話すんでしょ?」「強引に営業するんでしょ?」と思われるかも知れません。同業者にはそういう会社も多いですからね。

でも、当塾はそんなことは一切いたしません。説明会では、まず学習塾スゴラボの弱点・デメリットからお話します。他の塾さん等の良いところもたっぷりとお話します。当塾に合わない生徒さんに通っていただくことは双方にとってマイナスですので、闇雲に当塾を勧めるなんて愚行はいたしません。そもそも、匿名で参加する方に営業を掛けるなんてできませんしね。

学習塾スゴラボは生まれたばかりの小さな塾で、広告宣伝に全くお金を掛けておりませんが、お陰様でお問い合わせをいただく機会が増えてまいりました。

合格発表後には予備校プランについてのお問い合わせが増大するため、個別に時間を取ってじっくりとご説明することができなくなる恐れがございます。また、学習塾スゴラボ予備校プランは若干名のみの募集です。少しでも興味が湧いた方はぜひお早めにお問い合わせください。

説明会は随時行っておりますので、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。

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